1951-09-12 第11回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第1号
もう一つは、ちよつとそこに誤植がございまして、特殊治療費とございますが、対症治療費でございます。これは何かと申しますと、この療養所は御承知の通り癩患者の人々の居住の世界でございまして、そこに生活せられております限りは、単に癩の病気に苦しめられるばかりでなしに、その他我々と同様風邪をひく人もございますし、結核にかかることもあり、又盲腸炎になるというような各種の疾病がやはり伴つて発生するのであります。
もう一つは、ちよつとそこに誤植がございまして、特殊治療費とございますが、対症治療費でございます。これは何かと申しますと、この療養所は御承知の通り癩患者の人々の居住の世界でございまして、そこに生活せられております限りは、単に癩の病気に苦しめられるばかりでなしに、その他我々と同様風邪をひく人もございますし、結核にかかることもあり、又盲腸炎になるというような各種の疾病がやはり伴つて発生するのであります。
○藤森眞治君 この癩予防費のところでお伺いしたいのですが、患者その他の対症治療費、対症治療費というのはどういうふうなことなんでございましようか。実はその癩病予防について今結核が非常に多いということで、この結核の治療ということに何とかしてくれという要望が非常に強いのでございますが、この対症治療費という中にはそれが入つておりますのか、如何でございましようか。
なおもう一つは、そこに「特殊治療費」とございますがこれは「対症治療費」と御訂正ください。これは御承知の通り癩の療養所と申しますのは、一つの癩患者の世界でありまして彼らにとつてはそこ以外には出るところがないわけでございます。そこに住んでおりますれば、単に癩の病気にかかるばかりでなしに、かぜもひきますし、盲腸炎にもなり、結核にもかかるということが起きて来るわけであります。